秋はなぜ辛い物なんでしょう?
突然秋に辛い物を食べろと書きましたが、唐突でしたよね。
夏は汗をかくことによって、水を身体から発散することができました。
汗で皮膚からいらないもの老廃物、をだしていました。
しかし、乾燥する秋は寒くなり、閉じてしまう。身体の毛穴がきゅっとね。
そうすると、水分やいらないものが、体に残っちゃう。
これは、よくない状態なんです。
それでは、どうするかというと、そもそも自分の身体のなかにある、そうしたいらないものを体外に
出す働きをするものにしっかり働てもらおう。がんばれ!ということで、
大腸、肺、がんばれ!となるわけです。
大腸と肺の動きが活発ならなければいけない。
動くことを促す、辛い物で動きが鈍くなるのを補う。うごくことをうながしてやる。
そういうイメージです。
だから、食べ過ぎはだめ。
先のブログで書いた辛い物好きは、食べ過ぎですね。
でも、辛い物を食べると体が発熱して熱くなってくる!それも大事です。
また、このブログの中で触れていきたいと思いますが、
漢方の考え方「陰陽五行論」という考え方がベースになると
肝、心、脾、肺、腎 を分けて、季節の 春、夏、土用、秋、冬 と分けたり
感情とか味とか、色を分類したりまします。
秋の色は白になります。だから、白い物を食べることを勧められます。
白ごま、さといも、大根、白菜などです。旬のたべものですよね。
これらの白い食べ物は秋の乾燥を防ぎ、これからの冬に備えます。
このように、食は健康のきっかけになります。
美味しくて、好きなものを食べた後は、すこしだけ健康も考えて食べてみてください。
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